
今、オウンドメディアは企業や組織にとって欠かす事の出来ないコミュニケーションツールだと考えられています。
オウンドメディアで必要なことは、ターゲットに届くコンテンツを制作していくことで、良いと思ってもらえる情報を発信することにあるでしょう。
このターゲットという部分、設定しておくことも大変重要ですが、その理由について確認していきましょう。
拡がる消費者との接点
オウンドメディアとは、企業が「所有する(Owned:オウンド)」メディアを指しています。
今では印刷メディアのみならず、デジタルメディア、SNS、とても様々な場所で消費者との接点となる場所があると言えるでしょう。
オウンドメディアのメリットとデメリット
オウンドメディアを所有することで、安いコストで顧客と直接コミュニケーションをとることができ、いずれコンテンツは資産となります。
しかし顧客の評価が見えにくいという部分や、顧客に訴えることができるコンテンツを制作することは容易ではありません。
仮に商業誌なら、実売率という指標があるので、どのくらい読者が購入したかで評価を確認することができます。
しかしオウンドメディアの場合、実売数には左右されませんが、どこで評価すれば良いのか分かり難いという部分が欠点です。
評価が見えなくてもターゲットは絞れる!
顧客からの評価が見えにくければコンテンツの制作が難しくなるので、ターゲットを絞ることができなくなります。
しかし、誰に、何を、どのように伝えるのか、ターゲットは誰かを考える必要があります。届ける人は誰になるのかを決めたら、何を伝えていくのかプランニングしていき、どのように表現して伝えれば届くかを考えていきましょう。
ターゲットを絞る必要は本当にある?
誰と決めるのではなく、老若男女すべての人に届くようにしたいと思うかもしれません。ターゲットを広くすれば、その分数打てば当たる可能性も拡がると考えられるからです。
しかし、全ての人に向けたメディアは、結果、誰にも届かないメディアになる可能性のほうが大きいとも言えるので、ターゲットの絞り込みを行うことは必要なのです。
ターゲットを絞る要素はたくさん!
仮に30代から40代の女性をターゲットにすると決めた場合、その女性が既婚者なのか、それとも独身なのか、働いているのかいないのか、子どもはいるのかいないのか、住んでいる場所など、絞り込んでいけばキリがなくなるほど、要素はいくつもあります。
どのターゲット層に求められるサイトを作るのか、そこを決めることから始めましょう。