アクセスログ解析とCPAの設定について

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Web上に広告を掲載する際、まずはその費用と効果に対して一定の目標値を定めて予算を設定することになります。この予算算出の際に用いられるのがCPA(顧客獲得単価)です。
カスタマーを獲得する為に、自社サイトへ誘導する時によく用いられていたのがリスティング広告ですが、その他の広告手法を利用した場合も、目標値を定めてその効果測定を定期的に検証し、少ない広告費でより多くの顧客を獲得するための修正や改良を検討し続ける必要があります。

○CPAとは

「ちょっと困ったな」考える牛さん「ちょっと困ったな」考える牛さん [モデル:古性のっち]
顧客獲得単価の略称として、主にアクセスログ解析のシーンで用いられる用語です。
このCPAは広告費(コスト)を獲得顧客数で割ることで求められます。
CPA(顧客獲得単価)=コスト(広告費)÷獲得顧客数
目標によって顧客の定義は変わりますが、新規販売案件の案内に対する資料請求の問い合わせがwebサイトより獲得できた時点を目標として例にあげることとします。
資料請求の促進をするインターネット広告の掲載のために、10万円の予算を組み掲載広告の出稿をした場合、その広告を経由して資料請求が実際になされた件数が20件ならば、100,000(広告費)÷20(資料請求件数)=5,000円
CPAは5,000円となります。
では同じ広告費で、40件の資料請求があったならば、CPAは2,500円となり、この金額が小さければ小さいほど、CPA効果が高くなることはお分かりでしょう。

●最終目的到達の前にも目標設定を

全体の広告費としての支出に対して、どのくらいの顧客獲得結果が得られたか、という最終的な広告の効果を表したのがCPAだとすれば、その最終結果までのプロセスの段階での目標を定めることで、途中の軌道修正や手法選択を再検討するチャンスを作ることができます。
一つの目安が損益分岐点です。その広告を掲載する当初ではマイナス支出からスタートする広告費を、どの時点でプラスに転じるのか。CPAの計算式を用いて損益分岐点を設定するのが「目標CPA」で、目標広告費とも言います。
まず販売する商品単価が5,000円のバッグとしましょう。バッグ販売のためにwebバナー広告出稿をし、掲載料はクリック課金制だったと仮定します。ワンクリック平均単価が10円の場合に、40人がクリックして商品を一つ売ることができるという平均統計があるなら、商品販売CPAは10円(クリック課金)×40人=400円となります。商品単価と相殺して5000円(単価)-400円(商品販売のCPA)=4600円が、広告費をのぞいた利益です。
ここで求めた数字から、更に別途かかる経費をそれぞれ差し引いて行くことで、商品利益を算出することが出来ます。

○広告費を検証する為のアクセス解析

指示待ちの牛指示待ちの牛 [モデル:古性のっち]
実際に商品を購入したり、サービスの問い合わせをしたり、アクションを起こしたユーザーは、どの経路をたどって自社のwebサイトを訪問したか。これをきちんと知っておかねば、効果的なサイトへの誘導方法に誤った認識が生まれます。方針や戦略を誤らないように、また最適な方法を探る手段として、アクセス解析は最重要項目です。

●アクセスログ解析は外部要因からみる

アクセルログの解析は、定期的に実施するべきで、その頻度は最低でも月一回以上が望ましいです。更に的確な広告費運用や運営へ結果を落とし込むならば、週一回の解析が効果的です。この時に5W1Hを用いて順次検証していきます。
広告からアクセスしたユーザーは外部的要因によってサイトにたどり付いたことになりますので、効果の低い広告は改めて、逆に効果の高い広告を継続的に出稿し続けて効果測定を行うようにしましょう。

まとめ

広告費の効果を求めるために数値化したものがCPAです。最終目的段階のCPA設定だけではプロセスの改善をするには足りません。各セクションや総合的な費用を元にしてアクセスログを解析し、効果測定を行いましょう。

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