諸外国のweb広告事情 中国編

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日本のインターネット社会成熟度は高まり、現在もなおサービスや技術の充実が進んでいます。今が最も便利なのでは?と感じていても、さらのその上を行くニーズを細かに探究し、日々進化をしているようにも見受けられます。
「こうなったらいいのに」という未来の願望を先取りして、どんどん便利に、かつ快適になっているように感じませんか。ほんの数年前には、これほどまでにスマートフォンが普及して、老若男女だれもが使いこなせるようになるとは思ってもみなかったでしょう。

 

〇ネット社会の中のweb広告

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あらゆる情報は、まずインターネットで検索…という人も圧倒的に増えてきました。その中で、ネット情報の一部として確実に成長しているのがweb広告分野でしょう。情報を探すツールの検索エンジンを利用して、ほしい情報を得ることはもちろんのこと、そのほしい情報に行き着くまでのアプローチとして、ニーズを引きだし購買意欲や認知度を高めるための宣伝ツールとして、web広告は大きな役割を持ち、市場も拡大し続けています。
そして、このような流れは何も日本に限ったことではありません。経済的急成長を続けている中国でも同様にネット広告業の広がりを見せています。

 

〇中国のweb広告費推移

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中国では、世界的なメディアというより国独自のものが大きく成長を遂げています。なかでも中国最大のポータル検索エンジンといえば、baidu(百度)です。そして、ショッピングサイトでTaobao、SNSサービスのWechatが有名です。
これらの各事業が成長を続けていると同時に、育っている産業がweb広告です。サービスの提供という意味では、利用者ニーズを満たすものとして同じですが、求められたニーズからさらに「新たなニーズを引き出す・ニーズに気付かせる」という発想は、これまでの中国の商品消費や宣伝対象物にあまり例がないでしょう。経済的な成長がニーズを生み出し、それにこたえるという販売側の仕事が、消費者にむけて新たな商品の提供をアナウンスするという、発信型商品販売にシフトしているといえるでしょう。

 

●発信型web広告の中国市場拡大

前述した中国国内の3サービスが、同国のweb広告の過半数を占めています。これらを運営する企業の頭文字をとってBAT(Baidu・Alibaba・Tencent)と総称されています。Web広告の中国国内市場規模は、2012年が約781億元でしたが、翌年2013年には1115.5億元となり42.7パーセントの伸び率となり、その後順調に前年比を超える成長を続けています。ただ、その伸び幅は年を追うごとに縮小し、2014年以後、41.0%、37.8%、31.6%となっています。
急成長を維持するのはやはり難しく、伸長率縮小が目立っていますが、これまで日本でweb広告が成長してきた動向と同じく、まずは検索広告に端を発し、現在はEC広告が検索広告を上回ろうかという数値で成長しています。そして、バナー広告は縮小気味です。

 

○まとめ

中国のネット事情は日本と同様で、ただその伸長率はここ数年で一気に成熟に近い形にまで仕上がってきた印象があります。これまで第一次・第二次産業を中心に経済活動をしていた中国が、第三のサービス型産業に目覚ましい伸びを見せており、web広告も経済活動の中で大きなポジションとなっているでしょう。

 

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